2026.03.02
おかタイル日記
こんにちは!岡本タイルの和田です👩🦱
2月27日〜3月1日まで、インテックス大阪で「第33回 技能グランプリ」が開催されていました。
この大会は、全国から集まった熟練技能士たちが、その技の「日本一」を競い合う真剣勝負の場です💪
競技職種は驚くほど幅広く、建築大工、壁装、機械組立て、家具、造園。
さらには紳士服製作や和装、日本料理に寝具まで!
もちろん、私たちに馴染み深い「タイル張り」も主要な競技種目に入っています。
岡本タイルからの出場者はいませんでしたが、勉強のために観戦に行ってきました👩🦰
会場に入った瞬間、競技者さんたちが放つ凄まじい集中力と真剣さに、一瞬で圧倒されました。

会場中を回って驚いたのは、初めて目にする職人技の数々です。
私たちが普段使っている服や布団は、お手頃な「機械作り」のものがほとんどだと思います。
私自身、それが当たり前だと思っていました。
でも、会場で見たのは、伝統的な製法を一心に守り続ける職人さんたちの姿でした。

一針一針、魂を込めて生地に向かう姿。その静かな熱気に、ただただ見惚れるばかりでした。

寝具が、こんな風に手作業で、しかも畳の上で一枚ずつ作られているなんて想像もしていませんでした。そこには、便利な現代だからこそ、決して絶やしてはいけない「究極の手仕事の世界」が広がっていました。
競技時間は職種によりますが、合計で9時間〜11時間に及ぶものもあります。
もちろん数日に分けて、合間に休憩を挟みながら進められるのですが、
それでもこの長時間を高い精度で戦い抜く精神力には脱帽です。
かわらぶき職人さんはダイナミックに瓦を積み上げていき、石工職人さんは何本もの工具を使い分け、ひたすら石の形を整え続けていました。
同じ時間の中でも、職種によって全く異なるアプローチで「完成」を目指す姿に、ただただ驚くばかりでした。


そして、私たち岡本タイルにとっても特別な「タイル張り競技」。

課題に合わせたレンガの積み上げや、タイルの団子張り、繊細なタイルカット、美しい目地仕上げなど、熟練の技術がこれでもかと詰め込まれた課題に、皆さん取り組んでいました。
すでに十分な技術をお持ちの「熟練技能士」の方々が、さらにこうした大会に挑戦している姿に、私自身も身が引き締まる思いでした。
課題は事前に公開されているとはいえ、ここに至るまでどれほどの練習と予習を積み重ねてこられたのか。その努力の時間を想像すると、自然と畏敬の念を抱かずにはいられませんでした。
もっとたくさんの方にこの「技能グランプリ」の存在を知ってほしいし、何より、これらの職業を目指す若い人たちが増えてくれたら嬉しいなと、心から思いました。

日本のものづくりを支える手のひらには、本当にドラマが詰まっています!
私たちも、こうした技術と向き合いながら、
ひとつひとつの現場を大切にしていきたいと思います。
ちなみに、今年9月には中国・上海にて『技能五輪国際大会(WorldSkills Competition)』が開催されるようです。 こちらは22歳以下の若き職人さんが参加する大会です。
タイル貼りの選手も含めて、日本からもたくさんの方が参加されるようなので、
今からとても楽しみですね!
技能五輪国際大会について https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/kokusai/index.html
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